2人のお子さんを持つママから聞いたお話です。
「赤ちゃんが生まれるのをパパが分かったんです。」
「この子のことです。」
赤ちゃんを抱きながら、少し興奮した様子で話をしてくれました。
~朝ご飯を食べた夫が、仕事に行く前に言いました。
「きみは今日赤ちゃんを産むと思うよ」
まだ、予定日まで2週間以上もあるのに何を言っているんだろう。そう思いました。
1人目が予定日を超えて生まれていたからです。まだまだ生まれないと思っていたんです。
夫が出かけてから、上の子の保育園の支度をしているとお腹が張るような感じがしました。
覚えている感覚だったので、これは陣痛だと分かりました。
すぐに実家の母に連絡して、上の子をあずかってもらうことが出来ました。
病院に連絡して、診察してもらうとすぐに入院して下さいと。
とても早くて、お昼過ぎには分娩室に入りすぐに生まれました。
それも驚いたんです。
上の子の時は30時間くらいかかって、それも微弱陣痛だったので促進剤も入れてもらっていたから。
こんなに早く生まれるんだとびっくりしました。
夫が面会に来てくれた時には、お部屋で赤ちゃんと2人でいました。
夫が仕事に行って、帰って来た時には、赤ちゃんが生まれている。
それが何だか不思議でした。
夫に聞いてみたんです。
「なんで今日、赤ちゃんが生まれるってわかったの?」と。
「夜中に、目が覚めてトイレに行ったんだ。
もどってきたら、寝ている君の体にピンク色のキラキラした光が上の方から降っていて、
光に包まれているのを不思議だなと思ってみていたら、今日赤ちゃんが生まれるって思ったんだよ。
本当に生まれたね」
話ながら、夫は嬉しそうでした。
仕事が忙しく、お産には立ち合えなかったけれど、きっとこの子は夫に会いたくて生まれてきたのかも知れないと思っています。~
ママに降り注いでいた光
優しく温かく愛に満ちた光は、ピンクに見えるのかも知れないとお話を聞いて思いました。
そして、その光を見ることが出来る人は、優しく温かい愛情を家族に注いでくれる人なのでしょうね。